永代供養墓の規則とは? 注目すべきポイントや確認方法などを紹介

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永代供養墓の規則とは? 注目すべきポイントや確認方法などを紹介

近年さまざまな事情で利用する方が増えてきている永代供養墓ですが、利用する際の規則についてきちんと理解できていますか?実は規則の中にはよく目を通しておいたほうがいいポイントもあります。今回は、永代供養墓を利用するうえでの規則で注目すべきポイントなどを見ていきます。

永代供養墓とは

そもそもまず、永代供養墓とはどのようなお墓なのでしょうか。

永代供養墓とは、納骨したご遺骨の管理や供養をその墓地や霊園の管理者に引き受けてもらえるお墓のことを指します。

大きく分けると、合祀墓に納骨するタイプと、一旦永代供養つきの個別墓に納骨したのち、個別墓の契約期限を迎えた段階で合祀墓に再納骨するタイプがあります。

いずれにせよ、最終的には合祀墓に納骨する、ということになります。

基本的に宗教や宗派が不問である点やお墓の跡継ぎがいなくても利用できることや、お参りができなくても供養の面で心配する必要がないといったメリットがあります。

永代供養墓の規則で注意すべきポイント

ここまで、永代供養墓がどのようなお墓であるのかについて説明してきました。

ここからは永代供養墓を利用するうえでの規則の中で、特に注意すべきポイントについて見ていきましょう。

主な項目として、合祀のタイミングや条件に関することや、維持管理費に関する取り決め、納骨・改葬時の手続きの3点が挙げられます。

合祀のタイミング・条件

まず一つ目の規則で注意するべきポイントは、合祀のタイミング・条件についてです。

永代供養墓の中でも個別墓を一時的に利用する場合は、この点はきちんと注目しておく必要があります。

というのは、「永代供養」という文言をそのまま解釈したために、合祀されることにまで注意が向かず、後になってトラブルになるというケースが少なくないためです。

合祀のタイミングについては、それぞれの墓地や霊園によってさまざまですが、多くの場合、故人の十七回忌や三十三回忌までとしています。

中には、十年以下で合祀墓に移すというところもあります。

このため、「永代供養」という文字が表すのとは裏腹に、合祀までの年数が短いということはきちんと留意しておきましょう。

維持管理費の取り決め

次に規則で注意するべきポイントは、維持管理費の取り決めです。

永代供養墓を利用していくとなると、管理者に維持管理費を支払っていくことが不可欠です。

合祀墓の場合であれば、維持管理費がかからない場合が非常に多いのですが、墓地や霊園によっては維持管理費が発生する場合があります。

加えて、永代供養墓で維持管理費が求められる場合は、一括して前納、つまり全額を前払いで支払う必要があるのが基本的です。

この維持管理費についての取り決めは、規則にも明記されている場合がほとんどですので、その部分にきちんと目を通しておくことが大切です。

ただ場合によっては、維持管理費について書かれていないこともあるので、疑問が生じたのであれば霊園に直接問い合せてみるとよいでしょう。

納骨・改葬時の手続き

最後に、規則で注意するべきポイントは納骨・改葬時の手続きについてです。

永代供養墓の規則には、ご遺骨の納骨や改葬の際の手続きに関することが明記されていることがほとんどです。

具体的には、納骨や改葬の際に必要な書類や事務手数料などについてが書いてある場合が多いです。

加えて、納骨対象者について制限している項目(例えば親族以外の方や日本国籍を有していない方などはお断りするといったもの)を規則の中に盛り込んでいる場合も少なくありません。

もし、納骨や改葬についての手続きで、何か不安な点があるのであれば管理者に確認したほうがよいでしょう。

永代供養墓の規則はどこで確認できるのか

申し込み時の資料

最初に挙げられるのが、永代供養墓の申し込み時の資料です。

管理者側としても、規則を理解した上で利用していただきたいと考えているため、申し込み時の資料に規則を載せていることが一般的です。

寺院・霊園のウェブサイト

次の方法として挙げられるのが、寺院・霊園のウェブサイトです。

永代供養墓を検討する段階で、寺院や霊園のウェブサイトを参考にする方も多いでしょう。

そのような方が多くいることを考えて、永代供養墓を運営している管理者もウェブサイト上に永代供養墓を使用するうえでの規則を公開して、判断材料の1つに役立ててもらおうとしています。

このため、終活などで永代供養墓の使用を考えている方は、永代供養墓の比較検討の際の選択肢の検討をするうえでぜひともウェブサイトに載っている規則を活用してみるとよいでしょう。

直接問い合わせる

管理者がわかる場合は、ご自身で管理者に直接問い合わせてみるとよいです。

電話でも見学の際でも、係の方がわかりやすく説明してくれます。

特に検討段階で不安なことや不明なことがあれば、納得いくまで聞いてみるとよいでしょう。

まとめ

この記事の内容をまとめると以下になります。

  • 永代供養墓とは、納骨したご遺骨の管理や供養のすべてを墓地や霊園の管理者に引き受けてもらえる供養である
  • 永代供養墓には大きく分けて、合祀墓に納骨するタイプと、いったん永代供養つきの個別墓に納骨し、その契約期限が来た段階で合祀墓に再納骨するタイプがある
  • 永代供養墓の規則で注意すべきポイントとして、個別墓から合祀墓に合祀するタイミングや条件(故人の十七回忌や三十三回忌など)や維持管理費に関する取り決め(一括で前納)、納骨・改葬時の手続き(必要書類や事務手数料など)といった点が挙げられる
  • 永代供養墓の規則を確認する方法として、永代供養を申し込む際に受け取る資料や永代供養墓を運営している寺院や霊園のウェブサイト、そしてご自身で直接問い合わせるという方法が挙げられる

永代供養墓を使用するうえで、そこの管理者が定めた規則をよく理解しておくことは、使用し始めた後に管理者とうまく付き合いながら永代供養墓を使用するうえで非常に大切なことです。

ましてや、最初でも触れたようにさまざまな事情から永代供養墓を利用する方が増えている以上、この点は今後とも非常に重要となっていくといえるでしょう。

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